兵庫県明石市は、新型コロナウイルスの感染者を受け入れる入院ベッド(病床)の確保や、親が感染した場合に子どもを保護するための体制づくりなどに取り組む。
市によると現在、市内の感染症病床は10床。感染者の増加に伴って今後、さらに必要になることが見込まれ、市内の医療機関がベッド数を増やすために専属看護師を採用する経費などを助成する。
新型コロナに感染した保護者の子どもをあかし子どもセンターなどで一時保護することを想定し、施設の感染対策なども進める。
PCR検査で検体を採取する際、優先順位を決めるトリアージに有効とされる血液検査機器の導入を助成。感染症患者の病床を確保してもらうため、病床を空けておいてもらう補償費なども盛り込む。
事業費1億9780万円を5月議会で可決した2020年度補正予算に盛り込んだ。財源には財政基金を充てる。
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